- Q01:
- #4Hで、前の組が左右の林の中にいて見えず、居ないと思い後続組が打ち込んでしまった。このような場合、打ち込み防止の最も良い対応はどうすればよいか?
- A:
- 後続組に見えなくなる場所では、前の組は自分のカートをフェアウエイの中央に、後続組からよく見える場所に置くこと。
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- Q02:
- 抜いた旗竿の置き方で注意することは?
- A:
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- (1) 抜いた旗竿はグリーンの外で、パッティングする時視線に入らず邪魔にならない所へ置く。
- (2) 球が抜いた旗竿に当ると2罰打。その時の球はあるがままに打つ。
| 規則17-3 |
- Q03:
- バンカーでレーキの置き方に決まりはあるのか?
- A:
- 大甕コースでは外置きにしている。置くときは花道を避け、柄を飛球方向に向け、バンカーエッジの低い方に偏らず撮り易く置く。
<参考>レーキの置き方には外置き式と内置き式の2種類があり、コースや協議組織に よって違う。
外置き式 内置き式
特徴:球がレーキに当たり影響を受けやすい。
球がバンカーに入るか否か影響しない。
外置き式が日本に多い理由:
「1992年ゴルフ規則裁定集」の(その他/2)で外置き式が推奨された。『レーキは外に置くべきで、使用に便利でプレーに影響が少ない所にバンカーから
少し離しておくのが望ましい』
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- Q04:
- グリーンで同伴者の球を拾い上げる場合があるが、マナー上問題ないのか?
- A:
-
- (1) 同伴者が他の球を動かしたり拾い上げても、同伴者がリプレースすれば罰はない。拾い上げた同伴者がリプレースせずプレーヤーがリプレースると1罰打、リプレースしないと2罰打。
- (2) 同伴者が拾い上げると、その措置に問題が出やすいので、プレーの妨げにならない他人の球には絶対に触れないこと。
| 規則18-4,20-3 |
- Q05:
- グリーンで球を同伴者に渡す際、グリーン上を転がすと違反になるか?
- A:
-
- (1) 転がしたり、擦ったりしてグリーン面をテストすることを禁止している。渡す際に転がすことはテストしたとの疑惑をもたれ易いのでやめること。違反時2打罰
- (2) グリーン上での球の受け渡しは手渡しとし、球は転がさないこと。
| 規則16-1d |
- Q06:
- バンカー内に多くの足跡が残っていたので均してきた。
気がついたプレーヤーは均すことが必要だ。
- A:
- 後続組が迅速にプレーができるように心配りが必要である。
| マナー・エチケット集6頁 |
- Q07:
- ティーグラウンドへの昇り降りは?
- A:
- 斜面を歩かず、芝・土手保護のため専用の階段を使うこと。
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- Q08:
- 4番・5番ホールで梯子台に上って見張りをする時の正しいやり方は?
- A:
- 「マナー・エチケット集」では、最後にティーショットする人が上がることになっているが、高齢者やトイレに行くなど、その場に居ない場合もあるので、オナー以外なら誰でもスピーディプレーの観点からも臨機応変に対応するのが良い。
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- Q09:
- ショートホールでは、後続組に打たせるべきなのか?
新しいスコアカードでは記載なし。
- A:
-
- (1) HSGでは、「マナー・エチケット集」のP11-3項に従い、”後続組に打つように合図”しましょう。
- (2) 但し、「後続組が来ていない」、「前のホールが空いている」等の状況ではスピーディプレーの観点から自組のホールアウトを優先させる。
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- Q10:
- ホールアウト後、グリーンの外側を回ることに決まりはあるのか? 又理由は何か?
- A:
-
- (1) マナー・エチケット集のP14-10項に明示されている。
- (2) 進行上、後続組が打ち易くすること及び安全のため。
- (3) #2ホールのBグリーンからは、A・Bグリーン間のバンカーの下側を回るようにすべきである。(バンカー上側のAグリーン周辺は狭く、芝の保護の為)
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- Q11:
- 6番ホールではカートの置く位置がホールの出口にあり、クラブを持ってプレーに戻ることは時間のロスで、迅速なプレーの励行に反する。
カートをコース内に持ち込めないか?
- A:
- 大甕コースの「マナー・エチケットのしおり」及びコースには、カートの通路と置き場は明記されている。
しかし、最近の一般プレーヤーの多くがこの決まりを守らず、乱れたプレーになっている。本来、迅速なプレーとは、規則を守って迅速にプレーすることがゴルフの精神であるが、今回の要望を踏まえてコース支配人と相談し次のようにした。
「6番ホールでのカートは、コース内に持ち込んでも良いが、グリーン周囲は通らず、両バンカーの外側を通って出ること」(7番ホール,8番ホール側へ持ち込み可)
(注意):後続組に打たせる場合、カートは邪魔にならない場所に移動すること。 | |
- Q12:
- グリーン上に別の組(一般プレーヤー)が入ってきて、プレーの邪魔になった。この時の対応は?
- A:
- プレー中の組にグリーン使用優先権があるので、他の組が球のマークなどで入ってきた場合は、速やかにグリーン外に出るように注意しましょう。
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- Q13:
- スコアをつけるとき、リーダが毎回訊いている。大変だ。
- A:
- 次ホールのティーグランド脇に集まったときにスコアを確認することにしよう。
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- Q14:
- 迅速なプレーへの有効な振る舞いは?
- A:
-
- (1) グリーンでは、ホールアウトした最初の人が旗を持ち、2番目以降の人はホールアウト後速やかにグリーンを離れ次のホールへ移動しよう。
(いつまでもグリーン上に居ないこと)
- (2) バンカーショットをホームランしたときの砂均しに気配りを! 迅速なプレーのため、既にグリーンに球が載った同伴者が砂を均して遣る様にし よう。
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- Q15:
- マナーに関する参考文献としてどのようなものがあるか?
- A:
-
- (1) 「ピーターたちのゴルフマナー」 ゴルフマナー研究家 鈴木康之(ゴルフダイジェスト社)マナーに関する考え方、実践方法など、守るべきマナーに関する知識が良く理解できる。
- (2) 「脱俗のゴルフ」 ゴルフマナー研究家 鈴木康之 (ゴルフダイジェスト社)ゴルフにはスコアよりもっと大切な事があるという面白い話。大甕ゴルフ場の記事が載っている。
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- Q16:
- グリーン上でパッティング中に、旗竿を持つ場合の正しい持ち方?
- A:
- グリーン上でパッティング中に、旗竿を持つ人は後続から終わったと誤解されないように旗を横か下に向けること。
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- Q17:
- 大甕コース2番、4番ホールでのホールアウト後の正しい移動法は?
- A:
- 2番、4番ホールでは、ホールアウト後は安全と後続のプレー妨げにならないようグリーン後方を回ってグリーンを出る。
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- Q18:
- エチケットとマナーの違いは?
- A:
- どちらも日本的には礼儀作法で同じですが、ゴルフ的に解釈すると、
・エチケット:
個人的に守らなければならない礼儀作法で、正式な「ゴルフ規則」(第1章)。
ゴルフ規則第1章では「エチケット」のタイトルの下、下記について規定している。
- コース上での心得(ゴルフの精神と安全の確認)
- 他のプレヤーに対する心配り
- プレーのペース(適切なペースでのプレー、プレーの準備、紛失球への適切な対処)
- コース上の先行権
- コースの保護
ゴルフ規則第1章のむすびでは委員会として、エチケット違反への罰として懲戒措置の設定の勧めをし、また競技会での重大なエチケット違反に対しては、競技失格もあり得る、としています。(HSGの競技委員会でも規定あり)
・マナー:
全体に対する、つまり社交上の立ち居振る舞い。(クラブハウス内を含め、限られたコース内の場を大勢のプレヤーがより円滑に楽しむために他人に迷惑不愉快な行動を取らず、互いに迅速に安全に、効率的にプレーす る工夫)
マナー違反に対しては一般にはペナルティはありませんが、マナーは人のためならず、マナー知らずは楽しめない、マナーはその人の人格が表れる (「ピーターたちのゴルフマナー」(鈴木康之著、ゴルフダイジェスト社)、と言われており、紳士・淑女のスポーツを嗜むものとして一人一人に求められる社交上の立ち居振る舞いと言えるでしょう。 | 規則第1章 規則33-7 ピーターたちのゴルフマナー」(鈴木康之著、ゴルフダイジェスト社) |